能代市で「能代おもしろ映画祭り」が開催されるみたいです!
高校生以下の子どもは無料で鑑賞できるみたいですよ!
マスク着用をお願いします。
【開催日時】
2021年9月25日(土)
2021年9月26日(日)
【住所】
〒016-0842
秋田県能代市追分町4-26
【入場料】
500円
(4本立て)
全席自由・一日券
※小中高生無料
9:45〜12:01(136分) Shall we ダンス?
「ファンシイダンス」(1989)で成人映画から一般映画に進出した周防正行監督の代表作の1本で、社交ダンスブームまで巻き起こした大ヒットコメディ。郊外にマイホームを買った平凡なサラリーマンが、通勤電車から見かけた社交ダンス教室の女性に惹かれて妻子に内緒で教室に通ううち、社交ダンスにのめり込み、仲間とともに成長していく様を軽妙に描く。主人公の誠実な中年男を役所広司が魅力的に演じ、ヒロインの草刈民代、竹中直人、渡辺えり子、田口浩正、徳井優らが、それぞれ心の傷を秘めながらダンスに取り組む個性的な仲間を演じて脇を固めた。綿密な調査で知られる周防作品ならではの社交ダンスとダンスを愛する人々の魅力が存分に描かれ、「キネマ旬報」ベストテン第1位のほか、同年の各映画賞を独占し、監督の評価を不動のものとした。
12:45〜14:45(120分) 死に花
自主映画出身の犬童一心監督は、CMディレクターで成功を収めた後、主演の妻夫木聡と池脇千鶴が数々の賞を受賞した「ジョゼと虎と魚たち」(2003)で大きな注目を集めた。その翌年に製作された本作は、東京郊外の超高級老人ホームで優雅な余生を過ごす老人たちが、これまでとこれからの人生をみつめ、社会に一矢を報いる金庫破りに全身全霊で挑む痛快なエンターテイメント。いつまでも“枯れない”パワーと自由な心を持った魅力歴な高齢者を、山崎努、宇津井健、青島幸男、谷啓、長門勇、藤岡琢也、松原智恵子が、往年のキャラクターを活かして颯爽と演じており、高齢化社会が抱えるさまざまな課題を提示しながらも、見る者に元気を与える作品となっている。青島幸男、藤岡琢也、森繁久彌の遺作。
15:00〜16:59(119分) がんばっていきまっしょい
1970年代の四国・松山の高校を舞台に、女子ボート部を立ち上げ、ボートに打ち込んでいく女子高校生の青春を瑞々しく描いた作品。原作は、第4回坊ちゃん文学賞を受賞した敷村良子の同名小説で、脚本・監督の磯村一路は、80年代に周防正行らとともに成人映画の脚本、監督として活動後に一般映画へ進出し、本作で「キネマ旬報」ベストテン第3位、文化庁芸術選奨文部大臣新人賞など多数の映画賞を受賞。主人公を演じた田中麗奈は同年の新人賞を総ナメにした。愛媛県でのオールロケを活かした長田勇市の撮影が、春夏秋冬の松山の街並みや風土、陽光に輝く今治の海岸の静謐な美しさを見事に捉えている。ひたすらボートに打ち込み、成長していく少女たちの純朴な美しさと強いまなざしが、主題歌とともに胸に沁みいる感動作。
17:45〜19:53(128分) キツツキと雨
商業映画デビュー作の「南極料理人」(2009)で数々の賞を受賞した沖田修一監督の第2作。映画の撮影現場を舞台に、山間の村に突然現れた撮影隊とロケ地の人々との交流を軽妙に描いた心温まるコメディ。妻を亡くし、地元の林業で暮らす無骨な中年男が、ひょんなことからゾンビ映画の撮影に巻き込まれ、息子と同じ名前の気の弱い新人監督と交流するうち、スタッフの一員のように撮影に参加していく。監督も次第に演出力を発揮し、スタッフと村が一体となって映画作りに盛り上がっていく…。チェーンソーで木を切り倒すなど林業従事者の日常をリアルに演じた役所広司と、監督役の小栗旬との軽やかなコンビを中心に、古舘寛治、嶋田久作、伊武雅刀らが脇を固め、ベテラン俳優に扮した山﨑努が存在感を発揮。第24回東京国際映画祭審査員特別賞を受賞。
【開場】
13:00
【開演】
13:30〜15:30
【入場料】
前売券:800円
当日券:900円
(2本立て)
全席自由・一日券
※小中高生無料
13:40〜13:55 月世界旅行(仏短編無声映画)
天文学学会で、メリエス扮する天文学教授は5人の学者とともに月への探検旅行を提案する。多くの人に迎えられて、6人の乗り込んだ砲弾型ロケットは、大砲で発射されて月へ向かう。ロケットは人面の月の右目に着弾。無事に着陸した6人は月面を探検する。旅の疲れで仮眠をとるが、いつしか降ってきた雪の寒さに耐えられず、洞窟の中で避難した。洞窟の中には巨大なキノコがたくさん生えていたが、そこへ月人が現れ、1人の学者がこうもり傘で叩くと、月人は消えてしまった。今度は大勢の月人が現れ、6人は彼らに捕えられてしまい、月の王様のもとに突きだされた。しかし、1人の学者が王様を倒し、6人は逃亡。無数の月人たちが彼らを追いかける中、傘で応戦しながら逃走する。そこに崖の真上にある砲弾型ロケットを発見。一行はロケットに乗り込み、教授はロケットの先端のロープを引っ張ってロケットを落とす。そしてロケットは地球の海に落下。船に救助されて一行は無事に帰還し、これを記念して街では一行を迎えて盛大な祝事が行われた。
14:00〜15:20 雄呂血
正義感の強い若侍、久利冨平三郎(阪東妻三郎)は、師である漢学者松澄永山(関操)の娘奈美江(環歌子)に恋心を抱いていた。だが、師の誕生祝いの夜、同門の家老の倅浪岡の無礼が許せず腕力沙汰に及んだ上、後日、奈美江のいかがわしい噂をしていた家中の若侍を懲らしめたことが仇になる。事情を知らぬ永山に無頼漢と誤解をうけて破門され、奈美江にも絶交されて、追われるように流浪の旅に出る。
自分が正しいと信じてやったことが事毎に周りから曲解され、無頼の浪人となり下がる平三郎。街の小料理屋で働く千代(森静子)に心を寄せても、無頼漢と怖がられるばかり。捕吏に追われる平三郎を救ったのは侠客・次郎三だったが、この侠客こそ義侠の仮面を被った悪人だった。病に疲れた旅の夫婦を助けたまでは良いが、その妻に言い寄り手篭めにしようとする。しかもその女こそ、初恋の人奈美江だった。
平三郎は遂に憤怒の刃をはらう。次郎三を斬り捨てるが、十重二十重の追っ手に囲まれ、乱闘又乱闘の大立ち回りの末、力尽きて捕えられ、群衆の悪罵を浴び引かれていく。その中に、涙に濡れ平三郎を伏し拝む奈美江夫婦の姿があったことを、群衆の誰一人知る者はいなかった。
【開催日時】
2021年9月26日(日)
【入場料】
無料:先着20名
【電話予約】
能代図書館
0185-54-1114
【住所】
〒016-0842
秋田県能代市追分町4-26
11:00〜12:43 クボ 二本の弦の秘密
三味線の音色で折り紙に命を与え、意のままに操るという、不思議な力を持つ少年・クボ。幼い頃、闇の魔力を持つ祖父にねらわれ、クボを助けようとした父親は命を落とした。その時片目を奪われたクボは、最果ての地まで逃れ母と暮らしていたが、更なる闇の刺客によって母さえも失くしてしまう。父母の仇を討つ旅に出た久保は、道中出会った面倒見の良いサルと、ノリは軽いが弓の名手のクワガタという仲間を得る。やがて、自身が執拗に狙われる理由が、最愛の母がかつて犯した悲しき罪にあることを知り…。かつて母と父に何があったのか?三味線に隠された秘密とは?祖父である(月の帝)と相対したとき、全ては明らかとなる…。
14:00〜15:35 ピーターラビット
ピーターは世界で一番幸せなウサギ。たくさんの仲間に囲まれ、画家のピアという心優しい大親友もいる。亡き両親のことを想うと寂しいけれど、ピアの存在がすべてを吹き飛ばしてくれる。ところがある日、大都会のロンドンから潔癖症で動物嫌いのマクレガーが隣に引っ越してきたことで、ピーターの生活は一変!今までの幸せを守りたいピーターと、あの手この手で動物たちを追い払おうとするマクレガーとの争いはエスカレート。さらにピアへの“恋心”も絡まって思わぬ大事件に発展!ピーターはあるミッションを秘めて、初めてのロンドンへ向かうのだが…。
【能代おもしろ映画祭り実行委員会(川添)】
080-4131-3634